大前研一の新しい資本主義の論点

大前氏の本を初めて読んだ。ネットブックだが、p150で450円と少しお高かった。
世界の今までの経済動向とこれからが少し理解できた気がした。
ページ数が少ないのですぐに読めるけれども、内容は濃い。

まとめ

  • 日本の国家債務の対GDP比で200%を上回っており、ギリシャの二倍となっている。よって、ギリシャ以上に立ちいかなくなる可能性がある
  • 中国は世界最大のアメリカ国際の保有
  • インドはITのオフショア開発とBPOを得意としており、海外企業をサポートする外需依存型で発展
  • インド以上に注目すべきはインドネシア。年収ベースで3000ドルを超える中間所得層が育っている
  • ウクライナはいずれ大国になる。頭のいい人材がおり、IT系、ハイテク系に強い。天然資源に恵まれており、鉄鉱石と石炭埋蔵量が世界トップクラスで、東欧の穀物地帯と言われている
  • 中国の海亀派は、先進国で高度な教育を受けた人が中国内にもどってキャリアを築いた人
  • ホームレスマネーは、先進国の行き場のないお金。発展途上国流入される
  • 世界には時価総額10兆円を超える企業は34社あり、アメリカでは16社あり。日本はトヨタの一社だけ。
  • EUに十年もしないうちにロシアやトルコ、バルカン諸国が加わるはず
  • 2025年に日本は世界第五位になる。EU,アメリカ,中国,インド,日本
  • アジアの新興成長市場にシフトして可能性に挑戦するか、国内にとどまって衰弱死するか。国内は少子高齢化に歯止めがかからず、国内市場に成長は見込めない。これは、企業のことだけではなく、個人の貯蓄や仕事にも関連する。
  • 今後、日本の産業で成長が見込めるのは、墓と葬式
  • 短期で海外にマネージャを送るのではなく、数十年のスパンで人材派遣すべき。当時のアメリカに人材を送り出した時のように。

感想

大前氏の本を初めて読んだ。ネットブックだが、p150で450円と少しお高かった。
世界の今までの経済動向とこれからが少し理解できた気がした。
ページ数が少ないのですぐに読めるけれども、内容は濃い。