1Q84 BOOK 3

村上 春樹
新潮社
発売日:2010-04-16

概要

天吾と青豆を追う牛河が話しのメインに登場。天吾と青豆は互いに連絡を取ろうと試みるも、すれ違いが生じて会えない。
途中過程には、ふかえりのお泊りや、天吾の父親の死去、追跡物語などがあるが、
最終的には、天吾と青豆は夜の滑り台の上で"ロマンチック"に月を二人で眺め、別の世界へと出発して行った。

感想

2巻までで謎だったドウタ、マザ、空気さなぎ、パシヴァ、レシヴァ、リトル・ピープルの詳細や、
ふかえりの今後、年上の彼女のこと、天吾の母親のこと、青豆や牛河の部屋をノックし続けたNHK集金人の意味、
さきがけの今後や、なぜ声を求めたのか、月が2つある理由、なんで牛河まで月が二つある世界に驚いたのかなどが良くわからなかった。
非常に長い物語なので、クライマックスがどうなるかとドキドキしたが、意外にすんなりハッピーエンドで終わってしまった。
読んだあとにはてなが多く残る話だった。