[本]  Newton (ニュートン) 2012年 03月号

概要

  • タイムトラベルを科学する
    • 相対性原理と光速度不変の原理により光速で動くほどに時間の流れが遅くなる
    • 光速に近づくほどに物体は重くなり、加速が難しくなる
    • ニュートリノが光速を超えたという話があるけれども、このような超光速粒子が存在すれば、過去への通信も可能となる
    • また、重力の強い天体ほど時間の流れは遅くなるので、ブラックホールを利用すれば、タイムトラベル可能となる
    • タイムパラドックスを理論的に打ち消すために、パラレルワールドの存在を上げている。
    • 過去へのたびには、ワームホールが必要となる。このワームホールを光速で移動させて利用する。ただし、ワームホール作成以前の過去へは移動できない。
  • インフルエンザ、風邪ウィルス、HIVの体への侵入について
  • オーロラは、磁場の向きが発生の鍵を握るけれども、今後数年は観測のチャンスである
  • 痛みは、感覚を伝える神経と情動を伝える神経の双方から脊髄へと伝達される
  • 子房だけが発達したものを真果と呼び、子房意外の部分も発達したものを偽果と呼ぶ。偽果には、りんごなどがある。
  • 温泉の効能は科学的ではない。 過去の経験によるものである。

感想

タイムトラベルは面白いけれども、まだまだ現実的ではない。ただ、想像したり物理的な見地から推測するのは楽しい。
温泉の効能が科学的ではないことに、少し驚いた。経験則だとしても、リフレッシュ効果は高いので、これからも通うつもり。